東洋大学ライフデザイン学部生活支援学科子ども支援学専攻の高橋健介研究室でおこなっているフィールドワーク、実践、調査研究等を紹介しています。 高橋健介研究室では、主にフィールドワークを通して、「子どもの遊び」「遊びへの援助」「遊び環境」「遊び保育」などの調査研究をおこなっています。
2013年9月24日火曜日
沖縄 「よみたん自然学校」 研修 No.2
引き続き、高橋ゼミ4年の a.i です。
「よみたん自然学校」の子どもたちが様々遊びをする中で私が一番驚いたのは、年少児が子どもの身長よりも何倍も大きい3~4メートルの木をするすると登っていたことです。自分で登りやすいポイントを探し、手と足の指でしっかりと枝を掴んで上手に登っていました。登り方はスタッフが教えているのではなく、子どもが友達のやり方を真似したり子ども同士で教えあったりして自ら身に付けているそうです。
また、自然学校では子どもの遊びへの集中力が高いように感じられました。ぶんぶんごまと呼ばれる糸と段ボールで作られたこまを子どもが作り、自分で回していたのですが、なかなかうまく回すことができず、約2時間に渡って回す練習をしていたのです。できるようになるまでやるという子どもの集中力、やる気に驚かされました。
自然学校では子どもたちがのびのびと生活し、やりたい遊びをとことんやる姿が見られました。スタッフはさまざまな材料を揃えたり環境を整えたり、子どもの遊びが広がるように一人一人丁寧に関わり、子どもが遊びに集中できるような工夫が多くされていました。
保護者の方ともたくさんお話をさせていただきました。自然学校には沖縄県外から来たという方が多いそうです。自然学校へ通い始めてから、裸足で遊ぶことでできることが増えたなど、子どもの変化や子どもに対する保護者の思いをお聞きすることができ、色々な視点から自然学校のことを知ることができました。
スタッフの方からも自然学校のお話や、子どもと自然との関わり、どのような思いで子どもたちと関わっているのかなど、お話を聞くことができました。
一週間自然学校で研修させていただき、自然学校についてや、自然保育の重要性、子どもの気持ちに寄り添った関わり方など多くのことを学ぶことができました。自分がどんな保育をしたいのかが見え、子どもへの関わり方を改めて考えるきっかけとなりました。実際に自分の目で見たり現場の声を聞くことができ本当によかったです。
このような機会を与えてくれた高橋先生、自然学校のスタッフの方々に感謝します。
長文失礼しました。
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