2013年9月1日日曜日

大島キャンプ最終日(ふりかえりと別れの日) 高橋健介

高橋健介ゼミ2年生の大島キャンプの最終日(4日目)です。

伊豆大島での3泊4日のキャンプを終え、8月31日の17時半に、学生全員(16名)が無事に竹芝桟橋に帰ってきました。

本日は、13時20分に出航する大型客船に乗り遅れないよう時間とのたたかいでもあります。朝食を終え、9時から、キャンプサイトの後片付けと清掃をみんなでおこないました。1時間半ほどかかるかなと思っていましたが、学生達が積極的に動いてくれたので、とてもスムーズに1時間ほどで終えることができました。自分のまわりのものだけではなく、人手が足りないところ、遅れているところをみつけて動く学生達の姿もありました。

一晩、一緒にキャンプ生活を送ったフランス人の二コラさんとメラニーさんともお別れです。二人は、これから三原山に登るとのことです。カタコトの英語でのコミュニケーションでしたが、お互いにこの出会いを喜びあい、お別れは寂しいものです。

片づけの後は、出帆港の岡田港に向け、学生達は路線バスに乗って移動しました。船に乗りこむと、学生達のほっとした表情が見えてきます。別な意味での元気な姿が船のなかにありました。日常を離れたキャンプ生活には不安も多かったのだと改めて思わせます。私自身も船の指定座席に座ると、ほっとしたのが実感です。ほっとするとお腹が空くようで、すぐにカップ麺を食べました。学生も私も、それぞれがこのキャンプ生活を乗り越えて、よりたくましくなっているのではないかと思っています。竹芝桟橋での別れぎわに、リーダーのかとうくんが、「みんなで協力、協同することで、このキャンプをやり遂げることができてよかった。」とみんなに伝えていました。そうですね、協力、協同を実感することはそう簡単なことではないですね。キャンプ生活のような状況におかれて、より実感できることなのかもしれませんね。

初めての大島キャンプ、多くの反省点もありますが、私自身にも達成感があります。計画の段階では、実際にするかしないか悩みましたが、今では思い切って学生達とチャレンジしてよかったと思っています。このような機会をあたえてくれた大島での体験学習を提案してくださった小川博久先生(大学時代の恩師)と岡本富郎先生(明星大学)、大島の方々、そして学生達に改めて感謝申し上げます。(そしてそして、いつもあきれているわが家の家族にも・・・・・)

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