2013年8月9日金曜日

ゼミ合宿(3年)2日目 (高橋健介)

南信州でおこなっているゼミ合宿(3年)の2日目です。
 
本日は、木曽駒ケ岳で登山をしました。
 
木曽駒ケ岳は標高2,956m、中央アルプス最高峰の山です。標高の高い山ですが、バスとロープウェイを利用すれば2600m付近からスタートできるので、登山初級者でも比較的登頂しやすい山なのです。ただし、これだけ標高があると、夏の天気が良い時はいいのですが、曇ったり、風がでてきたりすると、途端に厳しい状況へと変化しますので十分に気をつけて登らなければなりません。
 
今日は、学生の発案から早朝にみんなでおにぎりを握り、モチベーションを高かめながら木曽駒ケ岳に向かって登り始めました。(不安も多かったと思います。)登り始めでは、頂上付近には雲がかかっていたのですが、みるみるうちに天候もよくなり、学生達にとっては絶好の登山日和となりました。そのこともあって、参加者全員が当初の予定どおり、山頂に登って、雄大な景色をながめることができました。もちろん学生達があきらめずに頑張ったことが一番の要因であります。
 
学生達の多くが3,000m近くまで足を運んだのは初めてのことです。そこでは、普段味わうことのできない景色や空気が広がっています。少なくとも自分の足でそれを感じたことで、自身の世界観を広げることができたのではないでしょうか。私も、大学2年の時に、大人の支えのなかで雪の残る仙丈ケ岳に初めて登頂したとき、自分自身の世界観が変わったことを覚えています。学生達も、この経験を自信にして、これからも様々なことにチャレンジしてほしいと思っています。
 
木曽駒ケ岳では、雄大な景色はもちろんのこと、高山植物のお花畑、野生のサルやカモシカの親子など、豊かな自然とも出会うことができました。
 

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